"スクィーズ" 98年10月23日 |
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編集者メモ |
Frankie Yankovic が亡くなったという記事を読んで、心に穴のあいた気持ちです。どの楽器でも同じでしょうが、アコーデオンを弾く者にとって、大望を抱ける人物が要るものです。新人が顔をだし、世界の隅々から、新しいアコーデオン奏者が演奏をし始めています。この中から1人でも2人でも、世界の舞台に立つようになり、アコーデオンに新たな人気を取り戻してほしいです。そう先の話ではないと、私は思います! 我が米国代表者の Kevin Friedrich が、Coupe Mondiale 大会の日々を追ったレポートを CIA インターネット・サイトに載せています。どうぞお見逃しなく。 Wayne Knights Web製作者 |
Frankie Yankovic 他界される・・・米国 |
記事 Faithe Deffner, アメリカン・アコーデオンズ・アソシエーションの会長 Frankie Yankovic が、10月14日に フロリダにて亡くなった。83歳であった。Yankovic は、昨年から健康を害し、フロリダ州中央 Gulf Coast にある New Port Richey の自宅にて息を引き取った。お葬式は、10月19日(月)、Cleveland にて行われる。 Yankovic は、アメリカのポルカ・キングとして知られていた。人に真似のできないスタイルをもち、数千人のファンから礼拝されていた。何年もの間、彼とグループの出演する東西のコンサートや、舞踊会のホールを満席にしたものだった。常時、グループのアコーデオンの伴奏役を務め、 "Tops"の Cardoni や Jimmy Miskulin などの多くの演奏者が、彼の恩恵で第1戦を歩んできた。 Frankie の書いた歌も百万枚の売れ行きだった。"Polka Dot Bikini", "Just Because" 、"Blue Skirt Waltz" は、誰も記憶にある即席ヒット曲だ。グラミー賞を86年に受賞し、ポルカ音楽の最高音楽家の肩書きを名乗り、Polka Hall of Fame としても選ばれている。 彼の演奏スタイルは顕著で、アコーデオン奏者の間でも、特別音響調節"Yankovic スタイル" とみなされており、ソルバニア・ポルカ音楽では特に独自性を発揮するものだった。 |
Castelfidardo にて Galla-Rini 称えられる・・・イタリア |
記事 Loretta Bompezzo 第23回国際アコーデオン大会が 10月7日から11日まで Castelfidardo にて開かれた際、Anthony Galla-Rini は、クラシカル・コンサートを終えた後に大喝采を受け、彼の生涯にわたるアコーデオン世界での貢献が称えられた。伝説に名高い、米国アコーデオンの開拓者である Galla-Rini には、彫刻者 Renzo Romagnoli の手ぼりの芸術トロフィーが授与され、 Auditorium サンフランシスコを満員にうめた聴衆から歓呼して迎えられた。 |
誕生祝いコンサート・・・ドイツ |
記事 Birgit Schmidt The Handharmonika-Club Nufringen e. V. は、Adolf Gotz の 60歳のお誕生日を祝ったコンサートを 11月15日に Schwabenlandhalle Nufringen にて開くことになった。Adolf は、ドイツの人気アコーデオン奏者、兼、作曲家である。 コンサートでは、Adolf Gotz の作品 "Schwabenstreiche Sieben" や "Inspirationen zu einer schwabischen Volksweise" (訳:Swabian フォーク・ソングの霊感), 並びに「Slavonska Rhapsodija」 (スラブ民族の吟唱詩), イタリア・フォーク・ソングや子守り歌などが、プログラムに組んである。 フィナーレには、アコーデオン・オーケストラ2団による Swabian フォーク・ソングが演奏される。この催しの音楽監督は、Gunther Stoll と Adolf Gotz である。 詳しくは email で: Ernst.Schmidt@autinform.de |
ジャズバンド "Orkest Polytour"がダブリンで演奏・・・アイルランド |
オランダ出身のジャズバンド "Orkest Polytour"は、現在、アイルランドのダブリンにて公演中だ。オランダ大使館のスポンサーを受け、25日まで開演している。グループには、アコーデオン奏者 Jean Pierre Guiran がいる。フランスのシャンソンにスイングをつけた曲が特徴で、独自の CD "le Roi des Jongleurs"からの "J'ai rendez-vous avec vous", "Le Bal de la Marine", "Le Danseur de Charleston"、"La Chansonnette"などを演奏している。 10月23日の Ballymun タウン・センターでのコンサートには、Peter Van Vliet 大使と婦人の Suzanne の出席を頂いている。アイルランド演奏ツアーの後は、オランダに帰り、アムステルダムでコンサートを予定している。 詳しくは email で: J.P.Guiran@wxs.nl |
メモリアル・コンサート・・・ロシア |
記事 Herbert Scheibenreif 博士 Alfred Schnittke は、有名なロシアの現代音楽作曲家 Sofia Gubaidulina や Edisson Denissow と並ぶ格であった。昨年夏に他界され、"Alfred Schnittke メモリアル・コンサート"が、モスクワの Tchaikovsky 音楽学校にて催された。Yurij Baschmjet が "Seven Words" (Haydn 作)を、チャンバー・オーケストラ "Soloists of Moscow"と共演したほか、Friedrich Lips が "Seven last words"(Gubaidulina 作)を演奏した。フィナーレには、Schnittke による "Solo with chamber orchestra"が披露された。 |
Klingenthal で 第36回国際アコーデオン大会・・・ドイツ |
ドイツの Saxon 市とも呼ばれる Klingenthal を舞台とし、第36回国際アコーデオン大会 Klingenthal が 来年の5月7日から13日まで開かれる。 この大規模で名誉高いフェスティバルでは、アコーデオン二重奏、アコーデオンと他の楽器との共演、アコーデオン・エンターテイメント大家の演奏などのカテゴリーで、年齢別4部門に分かれて競技する。前年のとうり、最優秀者には多額の賞金が授与される。又、有名アコーデオン国際演奏者の独奏や、オーケストラ演奏も見物である。 第36回国際アコーデオン大会 Klingenthal 1999 への参加申込書は、下記より入手: Buro Internationaler Akkordeonwettbewerb, PF 100005, Schloss str. 3A, 082348 Klingenthal, Germany. 電話: + 49 37467/23210 Fax: + 49 37467/22275 又は、e-mail で: TouristInformationKlingenthal@t-online.de |
"国際トリオ"の復帰!・・・米国 |
長いことお目見えしなかった 国際トリオ (Julie & Juha Silfverberg, 並びに Kevin Friedrich の3人) は、最近のカンザス市 Johnson County コミュニティー大学で開いたコンサートで、満員の聴衆から大喝采を浴びた。同大学のスポンサーによる毎週の "Ruel Joyce リサイタル・シリーズ" の一環で、トリオがゲスト出演に招待されたのは、これで3度目となった。 トリオは、楽譜なしで幅広い曲を披露した。来週10月26日には、Milwaukee アコーデオン・クラブにて、特別コンサートを計画している。コンサートの詳細については、クラブ秘書 Shirley Barry まで電話で: + 1 414 543-7714 |
ベニスのオーケストラが Castelfidardo で優勝・・・イタリア |
記事 Loretta Bompezzo "ベニス・チャンバー・オーケストラ"が、Castelfidardo 祭で名誉高い Astor Piazzolla 賞を受賞した。授賞式は、高貴な人物も出席する祝賀コンサートの間に行われた。同オーケストラ団は、彫刻家 Franco Campanari の手作りの芸術トロフィーと、4百万イタリアン・リラの賞金を受け取った。第2位と3位は、それぞれ、Ukrainian アンサンブル "Melodya" と "モスクワ・アコーデオン四重奏"に渡った。関係会社のスポンサーによる特別賞として、Pigini アコーデオン や Accordions Worldwide 賞もあった。国際的に名の知られている演奏家、Antonio Biolcati, Carlos Franzetti (アージェンティーナ), Allison Brewster (米国), Aldemaro Romero (ベネゼーラ)、 Aires Tango (イタリア-アージェンティーナ) 各位も出演した。 |
Castelfidardo 大会でのジャズ・コンサート・・・イタリア |
Luciano Biondini, Luca Bulgarelli, Dario di Giammartino, Emanuele Rastelli, Renzo Ruggieri、Paolo di Sabatino などの演奏者にスポットライトをあてたジャズ・コンサートが、今年の "Citta di Castelfidardo" 国際大会の最中に催された。熟達したジャズ奏者は皆、年齢が若く、多くは Castelfidardo のステージに出て、飛躍する機会を得たことも事実である。 Rastelli は、アコーデオンの勉強を早くに始め、Castelfidardo の賞に 1996年輝いている。 Biondini も数々の国際大会を勝ち抜き、今では、ジャズ界では引っ張りだ子である。 Ruggieri は、Sabatino (ピアノ), Bulgarelli (ダブル・ベース)、 Giammartino (ドラム)と共演した。1991年に、 Ruggieri は Siena で開かれた Accademia Chigiana のセミナーに参加し、映画のサウンド・トラックの有名作曲家である Ennio Morricone の講習を受けている。 |
Witneyでのメロデオン祭・・・英国 |
Witney でのメロデオン祭が、11月21、22日に Oxon の Witney にある Henry Box 校にて開催される。実演講習も、John Kirkpatrick, Simon Knight, Eric Martin, Chris Parkinson、Tim Van Eyken 各位によって開かれる。 メロデオン奏者を対象にした、2日間のコースは、標準 G/D メロデオンの弾き方、実演講習、売ります買いますフェアー、修理コーナー、又、コース指導者によるコンサート、などが予定されている。基本的な音符が読めることを前提にしているが、強制ではない。まったくの初心者には、このコースは勧めていない。 金曜日の夕方に、Witney 周辺のパブで、簡単な演奏指導を施している。詳しくは、email で: Peter.Cox@bris.ac.uk |
フリー・リード(舌なし楽器)の学習研究センター・・・米国 |
ニューヨークにある「フリー・リード楽器学習センター」(CSFRI)が、来年の秋から、雑誌 "Free-Reed ジャーナル"の出版を始めることになった。各刊とも、3,4の特集と、報告、公表、著者目録が含まれる。これに加え、CSFRI は、フリー・リード関係の 音楽演奏、録音、書籍、記事など、初級、中級の研究材料をまとめる収集作業の最中で、どの課題でも研究手段が用意されていることを目標としている。センターでは、材料の寄付を募っており、公に謝礼を表示するつもりである。 詳しくは、email で: freereed@email.gc.cuny.edu |
地下鉄の駅でスクィーズ・・・カナダ |
記事 Domenic "アコーデオン風ビートルズのやつ" Amatucci 2年続けて、アコーデオン・ビートルズは、「トロント Transit Commission Musicians プログラム・オーディション」 に合格した。このオーディション合格で、Domenic は、都内の地下鉄の駅のどこでも演奏してよいことになり、百万人の地下鉄利用者に公開できる。オーディションは、8月21日から23日まで カナダ国立展示会場にて行われた。今年は、オーディションに選ばれた200の候補から、 76件に 行動を認証する免許が発行された。 演奏公開に関する詳細は email で: domenic@ican.net |
Castelfidardo 祭典でのコンサート・・・イタリア |
今年の"Citta di Castelfidardo"アコーデオン祭の中でも、ハイライトとなったのは Dario Flamminia, Alessandra Gattari, Giancarlo di Giovanni, Ladislav Horak, Friedrich Lips, Massimiliano Pitocco、 Peter Soave 各位による演奏発表であった。各発表では、Pavel Trojan, Robert Baksa, Edison Denisov などによる作曲作品が初公開され、Boris Porena 作曲の 都市宮殿 "Salone degli Stemmi"も披露された。同日夕刻も、いくつかの興味深い場面があり、中でも、Peter Soave と上低音歌手の Roberto Ripesi によるアコーデオンとボーカルのコンビネーション演出では、心温まるエレガンスと、独自性、ステージ印象を満点に含め、有名な旋律を演奏してくれた。 |
中国語のインターネット・サイトが賞賛を得る・・・中国 |
記事 Lian Huang Mr Li Cong (Accordions Worldwide 中国語サイト責任者 並びに CAS 秘書)は、Accordions Worldwide 中国語サイトを、中国アコーデオン・ソサエティーの 10月の役員会議の場で紹介した。 同ソサエティーの取締役員は皆、深い賞賛を表し、Li Cong に対し、中国アコーデオンの発展を奨励するサイトを大いに援助する旨を示し、Cong 氏の貢献を称えた。 上海ではもっとも販売数のある新聞 "XingMing 夕刊"に、アコーデオン・ワールドワイドの中国語サイトを紹介する記事が 1/4 ページにわたって載った。 Li Cong 氏は、"Accordions Worldwide の中国語サイトによって、中国アコーデオン世界に欠けている面を補っている。つまり、中国と世界との距離を短くするのに役立っている。"と語った。 |
New Plymouth のアコーデオン奏者 Mary Ann Downes は、New Plymouth の Westown にある Taurima 療養ホームでアコーデオンを弾き、同ホームのの高齢者40人の打楽器演奏とで合奏をした。Mary は、Taranaki 芸術市民館から、打楽器の持ち出し許可を受けたので、彼女のアコーデオン奏に合わせ、聴衆からの打楽器参加ができるようになった。 |
記事 Barbara McOwen Strathspey & Reel Society of New Hampshire (SRSNH) が、10月の会合を New Hampshire で開いた。催しには、実演講習と、アコーデオン、バイオリン、パイプなど、他の楽器との共演発表があった。 SRSNH は、活動を始めてから11年目に入り、来年には、スコットランド音楽と文化を、New Hampshire にある学校の生徒を対象に広めようと計画している。11月29日の祝賀コンサートを含め、市民の場や、慈善活動を利用し、より一層の演奏発表をしていきたいと望んでいる。 |
http://www.bugariarmando.com イタリアの大製造社が アコーデオン・ワールドワイドに加わりました。同社のサイトには、アコーデオンの写真や、構造図面も載っています。 |